マクロのセキュリティレベルやセキュリティの表示、通知について説明した以下の選択肢のうち、正しいものを2つ解答しなさい。
1.VBEを起動した状態でマクロを含むブックを開いたとき「Microsoft Office Excelのセキュリティに関する通知」が表示される。
その後「マクロを無効にする」ボタンをクリックするとブックが信頼され以後警告メッセージは表示されない。
2.マクロ実行許可のセキュリティレベルの設定や確認は、Excelのオプションの「セキュリティセンター」から「マクロの設定」で行う。
3.セキュリティレベルが「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」となっている場合、
マクロを有効にするには、マクロを含むブックを開くと警告が表示され「コンテンツの有効化ボタン」をクリックする。
4.セキュリティレベルの設定は標準では「デジタル署名をされたマクロ除きすべてのマクロを無効にする」になっている。
正解
2、3
【第1章マクロとVBAの概念】
解説
【マクロとセキュリティ】
●マクロのセキュリティレベルの設定や確認はExcelのオプションの「セキュリティ(トラスト)センター」から「マクロの設定」で行います。
●マクロの実行を制御する、セキュリティレベルの設定は標準では
「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」となっています。

●セキュリティレベルが「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」となっている場合に、
マクロを有効にするには、マクロを含むブックを開くと黄色の警告が表示される「コンテンツの有効化ボタン」をクリックすると有効になります。

●ブックを開いたとき、警告メッセージが表示されなくするには、
メッセージバーの「コンテンツの有効化ボタン」をクリックしたときブックが信頼され、表示されなくなります。
●信頼済みのドキュメントとは、上記の有効化ボタンを押してマクロを実行許可したブックのことです。
●VBEを起動した状態で有効化してないマクロを含むブックを開いたときには、
「Microsoft Office Excelのセキュリティに関する通知」が表示されます。
その後、「マクロを有効にする」ボタンをクリックするとブックのマクロが有効になります。

マクロのセキュリティレベルやセキュリティの表示、通知について説明した以下の選択肢のうち、正しいものを2つ解答しなさい。
1.VBEを起動した状態でマクロを含むブックを開いたとき「Microsoft Office Excelのセキュリティに関する通知」が表示される。
その後「マクロを無効にする」ボタンをクリックするとブックが信頼され以後警告メッセージは表示されない。
誤り。
VBEを起動した状態でマクロを含むブックを開いたときは、「Microsoft Office Excelのセキュリティに関する通知」が表示されますが、
その後、マクロを有効にするボタンをクリックするとブックのマクロが有効になります。
2.マクロ実行許可のセキュリティレベルの設定や確認は、Excelのオプションの「セキュリティセンター」から「マクロの設定」で行う。
正しい。
マクロのセキュリティレベルの設定や確認はExcelのオプションの「セキュリティセンター*」から「マクロの設定」で行います。
*バージョンによりトラストセンター表示される場合もあります。
3.セキュリティレベルが「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」となっている場合、
マクロを有効にするには、マクロを含むブックを開くと警告が表示され「コンテンツの有効化ボタン」をクリックする。
正しい。
セキュリティレベルが「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」となっている場合、
マクロを有効にするには、マクロを含むブックを開くと警告が表示され「コンテンツの有効化ボタン」をクリックする。
4.セキュリティレベルの設定は標準では「デジタル署名をされたマクロ除きすべてのマクロを無効にする」になっている。
誤り。
セキュリティレベルの設定は標準では「警告を表示してすべてのマクロを無効にする」になっています。