VBEのコメント機能について説明した以下の選択肢のうち、正しいものを1つ解答しなさい。
1.コメント機能にはルールがあり、コメントを日本語や記号では記述できないことや、
コメントの文字色の変更はできない。
2.コメントを記述するときは、「‘」シングルコーテーションを入力し、
以降右側に入力した文章は行の最後までコメントとして機能する。
3.「‘」シングルコーテーションを使用しても、同じ行にコードがある場合は コメントとして機能しない。
4.複数行をまとめてコメントするには、コメントしたい行を選択し編集ツールバーの
「コメントブロック」ボタンをクリックする。
コメントを解除したい場合は「コメントブロック」ボタン(図の赤丸)右側の「非コメント挿入ボタン」を押す。

正解
2
解説
【3章 モジュールとプロシージャ】
●コメントはコードの動作を説明する際や、メモや注意書きなどとして使用します。
コメントには、自由な記述が可能で、コメントの色はオプション、エディターの設定より変更することが可能です。
なお記述はプロシージャの外にも記述が可能です。

●コメントを記述するときは、「‘」シングルコーテーションを入力します。
以降右側に入力した文章は行の最後までコメントとして扱われます。
●複数行まとめてコメント対象にすることやまとめてコメントを解除することも
は下図の編集ツールバーより可能です。

・ツールバー表示は任意の場所で右クリックをし、表示メニューから編集を選択すると、
「編集ツールバー」を表示することができます。
コメントブロックボタン・・・コメントとすることができるボタンです。
「‘」シングルコーテーションが入力されます。

まとめて行を選択してボタンを押せばまとめてコメントにすることができます。

非コメントブロックボタン・・・・コメントブロックボタン右隣の上側に矢印のついたボタンを押すコメントを解除します。
「‘」シングルコーテーションが削除されます。
【コメント機能】
VBEのコメント機能について説明した以下の選択肢のうち、正しいものを1つ解答しなさい。
1.コメント機能にはルールがあり、コメントを日本語や記号では記述できないことや、
コメントの文字色の変更はできない。
誤り。
コメントはコードの可読性を高めるために、コードの動作を説明する際に使用します。
コメントには、日本語や記号など自由な記述が可能です。
コメントの色は変更可能です。

2.コメントを記述するときは、「‘」シングルコーテーションを入力し、
以降右側に入力した文章は行の最後までコメントとして機能する。
正しい。
コメントを記述するときは、「‘」シングルコーテーションを入力します。
以降右側に入力した文章は行の最後までコメントとして扱われます。
3.「‘」シングルコーテーションを使用しても、同じ行にコードがある場合は コメントとして機能しない。
誤り。
コードがあっても右側にコメントを記述することが可能です。
例
Sub Exam1()
Range("A1").Value = 100 ‘100を代入する
End Sub
4.複数行をまとめてコメントするには、コメントしたい行を選択し編集ツールバーの
「コメントブロック」ボタンをクリックする。
コメントを解除したい場合は「コメントブロック」ボタン(図の赤丸)右側の「非コメント挿入ボタン」を押す。

誤り。
コメントを解除したい場合のボタンの名称は「非コメントブロック」です。
「‘」シングルコーテーションが削除されます。