はじめまして!
VBAエキスパート Excel VBAベーシックの試験対策どのように勉強したらよいか迷っていませんか?
またどれくらい勉強時間が必要か分かりますか?
私は、VBAを使ってExcelの自動処理を行い、キャリアアップを目指すために「Excel VBAベーシック」を勉強し、資格を取得しました。
この記事では、プログラム初心者から勉強を始めた私が、実際の勉強で時間をかけすぎて失敗した経験をもとに、資格試験合格に必要な学習方法や学習時間を説明しています。
この記事で分かること
- 合格に必要な学習方法や学習時間
- 合格への最短ルート
- 必要な教材
Excel VBA ベーシック 勉強方法・学習時間の結論
まず独学の勉強方法・学習時間の結論からですが、
勉強方法…
- VBAエキスパートの公式テキスト最後まで読み、演習データの操作実際に行う
- 分からない所は動画学習で理解する
- 公式の問題約50問+α(別途演習問題用意を理解できるまで解く
- 苦手克服をまとめたものを作成しすきまに確認する
- 学習時間…50時間程度・・・経験者の方は40時間程度
次に資格取得の目的や体験談を交えてその理由を説明していきます。
はじめに…資格取得について
以前の私のエクセルレベルではネットでリサーチすれば、マクロのプログラム用コードは出てきますが転用すると、
エラーが出たり、すこし変更したい場合に対応できないことが多くありました。れは、VBAの基礎が分かっていないと全く対応できないというのが私の感想です。
そのため資格取得を目標とすると、期限をきめるので集中して短期に技術の習得が期待でき、エラー対応できなかった状態から卒業できると考えています。
また、公式テキストは座学的な内容も多いですが、初学者向けに基礎から体系的に記述されています。
基礎をしっかり固めていればエラー時の対応や、変更に対応できるので公式テキストでの学習をオススメします。
私の学習失敗体験から分かったこと
失敗その1 勉強時間が多すぎた
この資格の過去問題集は主催者から現在発売されておらず、公式ホームページにある練習問題や、模擬問題が唯一のオフィシャルな問題集です。
そんな状況で焦った私は、受験時にはお世話になりましたが個人作成のサイトからWebサービスを購入し、難易度の高い演習問題を解くのに多く時間を割いてしまいました。
失敗その2 まとめノートを作成
また、こういう試験は記憶や反復が重要だろうと考えテキスト読んだ後、まとめノートを作成したが作成に時間がかかってしまった。
・よく考えれば公式テキストそのものがまとめてあるので十分だった。
分からないところだけをまとめれば十分でした。
失敗その1、その2で120-150時間程度費やしました。(多すぎる!)
失敗したから分かった 独学勉強方法最短ルート
Excel VBA ベーシック 最短合格最短ルート
・本番の試験対策としては、毎度同じ問題が出題されるわけではないためどのような問題でも対応できるように、問題数をこなすだけでなく、幅広く試験範囲に対応した問題を解く必要があります。
→公式の問題 (約50問程度)+別途演習問題を用意し繰り返し理解した上で解く。
このことが重要かと思います。
・また公式テキストや問題を繰り返し解く中で苦手箇所が分かるため、自分なりに適宜読み返し、重要な箇所のまとめ帳を作成し、すき間時間に確認する。
以上が最短ルートです。
この程度までできれば、試験対策だけでなく、その後の簡易な事務業務のプログラム作成でも多くの場合困らないレベルに到達しています。
VBAベーシック 最短学習時間表
勉強内容 | 学習時間 |
テキスト通読・マクロ操作 | 10時間 |
動画学習・ マクロ操作 | 15時間 |
公式の問題 | 6時間 |
別途用意した演習問題 | 6時間 |
まとめ ツール作成・入力 | 2.5時間 |
まとめ帳作成・確認 | 3.5時間 |
合計 | 約40~50時間 |
・初心者の方向けの目安となる最短学習時間表です。時間数は各自調整してみてください。
・ある程度経験のある方は一度テキスト通読、演習データ操作後、
必要に応じて動画学習等でおさらいをし、公式サイトの問題+演習問題を繰り返し解く方法で問題ありません。
合計50時間 *経験者は30~40時間程度
受験料も高いし、問題をもう少し解かないと心配という方には、電子書籍で40問×3回分の模擬試験を作成しましたので一度ご検討ください。
問題の難易度も難しくなりすぎないように調整しています。
【ランダム出題】Excel VBA ベーシック VBAエキスパート 模擬試験
*調査時点で会費に無料やセール価格のある kindle Unlimited 対象書籍です。
初心者むけ Excel VBAベーシック 独学 勉強方法
-
STEP11度公式テキスト読みながら、実際にマクロを動かす
-
STEP2WEB講義・動画で公式テキスト対応の動画を見て学ぶ
-
STEP3公式の問題+演習問題を繰り返し理解するまで解く
-
STEP4振り返り用に模擬問題得点表を作成
ここでは学習方法は簡単に説明しましたか以下にSTEP式で順番にもう少し細かく説明します。
STEP1. 1度公式テキスト読みながら、実際にマクロを動かす
まず 1度公式サイトより学習用データをダウンロードし最後までテキストを読みながら、実際にマクロを動かしてみる・・・学習時間(10時間)
実際に動かすのが理解への近道です。
STEP2. WEB講義・動画で公式テキスト対応の動画を見て学ぶ
いくつか公式テキスト対応のWEB講義・動画がありますが、評判がよくわかりやすい動画は
公式テキスト対応動画:Youtube日本頭脳チャンネルの【Excel VBAエキスパート・ベーシック試験 合格講座】です。
・ 学習時間 おおよそ 視聴5時間 + コード・マクロ作業時間10時間 (学習時間15時間 通算25時間)
初学者にも優しく説明してくれます。
動画学習のポイント
・動画を途中で止めたり、戻したりして実際にマクロやコードを入力する。
・分からないところは一度止めて、繰り返し見る。
・音声だけで理解できる箇所は隙間時間に音声だけで学習する。
・プレミアム会員になると広告が途中で入らない分集中できます。
STEP3. 公式の問題+演習問題を繰り返し理解するまで解く
公式の問題(アオテンスキルチェック) 40問 + 公式サンプル問題 9問を繰り返し理解したうえで正解率90%程度までとけるようになるまでで解く。また別途他の演習問題も用意しチャレンジする。
公式の問題(アオテンスキルチェック) 40問は試験時間の50分で解けるようにしましょう。
問題 1回(40問 +9問セット)1時間*4~5回= 5時間~6時間
*最初は時間が足りないので、長めに設定しています。
・ 演習問題1回1時間 *4~5回 = 5時間~6時間
(学習時間12時間 通算37時間)
詳細は模擬テストってどうやって実施するの?をご確認ください。
※公式の問題は一部のPCスクールを除き公式ページで公開されている問題と、公式からの模擬問題のみです。
また現在、過去問題集は販売されていません。
STEP4. 問題をざっと確認後、得点表を作成
得点表を作成し問題を解いたら、見返す際に自分が理解してないところが分かるように表を作成しテスト時毎回入力すると便利です。
模擬問題 40問 得点表
当時記録していた得点表・・・今見返すとわかることですが2・3回目で80点取れていたので試験日まで日数もあるのでこの時点で予約へGOでしたね。
公式サンプル問題 10問 得点表 *現2022年9月時点では、9問へ問題数変更しています
上記は実際の私のデータです。公式サンプル問題10問は苦手な面があったが表を見ると2・3回目以降でおおむね8~9割を超えている、この時点で回答を理解して解けていて、間違えた問題は試験日までに復習もしていれば問題ないです。
問題を繰り返し解く際のポイント
間違えた問題だけを繰り返し解き全問正解するだけでもいい *ただし必ず理解していて解けていることが前提。
勉強していた他の受験者からから学んだことですが、ここではひとまず間違えた問題だけを繰り返しておき、苦手箇所は次章で紹介する、まとめ帳で克服しましょう。
私の体験ですが、正解がとなる問題はいつやってもイージーミスがなければほぼ正解できます
まとめ帳をツールで作成
やりながらどうしても覚えられない関数・構文などがあるので、対策として分からなかった所だけをまとめることをお勧めします。
Evernote・グーグルキープなどのデジタルツールや単語帳を使ったり、自分が使いやすいものに入力して時折見返すのがよいかと思います。
寝起きや仕事のあい間などに確認していました
・ 学習時間 まとめ ツール作成・入力 = 2.5時間
・ 学習時間 まとめ帳確認 1回15分 ×14回 =3.5時間
(学習時間6時間 通算43時間) ≒ 40~50時間
対策をどこまでやるかは ひとまず合格で充分というかたは7割で合格できる試験、ということを意識すると分かるかと思います
*スペルミス(つづりミス)は失点になるので正確に覚えましょう
独学で分からないところがあった場合は・・・
私も勉強していて分からないところがありました。今のところネットリサーチの他に、無料の質問先は
- Yahoo!知恵袋
- 教えてgoo
- VBA ついて記事を書いてる方に質問する
- 周りのVBAをできる人に聞く
があります。
もし他で得点が取れ合格できそうなら利用しなくいいと思いますが、得点があまり取れないようなら、
PCスクール、ココナラ等のご利用をお考ください
質問先を検討される場合は以下の記事をご確認ください。
試験について
試験中の対策
試験時間は50分で問題数は40問程度ですので、わからない問題につまずいていると時間がなくなっていきますので、
パッと見て分かる問題からどんどん解いておき、分からなかった問題を、残りの時間で解答したり、見直しの時間にあてるのが賢明です。
まとめ
失敗からわかった合格する勉強方法・・・
以下の教材使用し演習問題を繰り返し解き、すき間の時間にはまとめ帳を確認する。
- VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック
- 動画: 公式テキスト対応動画:Youtube日本頭脳チャンネルの【Excel VBAエキスパート・ベーシック試験 合格講座】
- 苦手箇所をまとめて見返す
- 公式の問題や演習問題
勉強時間・・・
合計40~50時間・・・ ・・・経験者は40時間弱程度
CBT試験*1は予約とりやすく、自分の都合で受験しやすいですが受験料が高いのがネックです。再受験とならないためには、
幅広く学習し、問題の内容をコードの動きなども全て理解し、全て解けることを目標に学習すると合格に近づきます。受験される皆さんの合格やスキルアップを祈っています。
*1CBT(Computer Based Testing)試験方式とは、コンピューターを使用して受験する試験方式です。コンピューター画面に表示された問題に対して、マウスやキーボードを使い解答する試験です。
以下の記事は試験自体について広くまとめた記事です。お時間ある方はご覧ください。
本ページ調査時期2024年4月
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