VBAベーシック資格合格には公式テキストを使って勉強をするのがよいと聞いたけど、初心者でも本当に合格できるの?
内容が分かりにくいと聞いたが実際はどうなの?
答えはこの記事を読めば「VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック」で勉強すれば合格できるのか?などの疑問は解決します。
ほぼ初心者から「VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック」で、勉強して合格した私の体験や購入者の口コミを交えて本書を解説します。
- 初心者でも公式テキストで合格できるか
- 本書は見にくい・分かりにくいと言われていることについて
- 実際に勉強して分かった感想・メリット・デメリット
- それでも、なぜ受験経験者が公式テキストお勧めするのかについて ←過去問題集は一般発売されていません
VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシックの紹介・構成
199ページ 2019年5月30日発売
- 学習データダウンロード方法や・模擬問題40問利用に必要なパスワードの掲載
- 試験の概要や、エクセルのバージョン等学習の環境に必要な設定説明ページ(Windowsのみ、Excel2010~以降)
- 大部分は学習用のページ(VBAの基礎知識、プログラムの書き方や実行方法、関数、セル、シート、ブックの自動操作・繰り返し処理や条件を指定した処理について)
- 単語から逆引きできるインデックス
⇒試験範囲の学習や、試験対策として模擬問題40問が付録となっているオールインワンな1冊です。
初心者でも公式テキストでの合格できるか
・結論は初心者の方でも公式テキストの学習で合格できます。
ただし学習途中で公式テキスト分かりにくいと感じたら、補足で分かりやすく説明している、参考書や動画などを参照して学習を進めることも必要になります。
私もほぼ初心者から公式テキストで勉強しました。ただ途中で理解できなくなり、公式テキスト対応した動画を見ながら平行した学習に切り替え、結果時間はかかりましたが試験に一回で合格しました。
・私の学習方法
全くの初心者ではないが会社でVBAについて調べて、プログラムコードをコピーしてそのまま貼り付けて使用していた。単語の意味、プログラムは全く理解しておらず自分でコードを書くことができない状態でした。
公式テキストの見やすさ・分かりやすさについて
- 本書は白・黒・グレーの配色表記で理解を進めるイラストがほとんどないので初心者には見づらく分かりにくい内容となっている
- 5章途中65ページまで実際の操作の説明がなく、読むだけとなり大変だった
・私自身はこの2点を解消するために公式テキストに対応した動画学習との並行で勉強を進めました。
⇒上記2点より多くの初心者の方は、補足や理解促進のために分かりやすく説明している参考書や動画等の参照が必要になります
公式テキストを独学して分かったメリット・デメリット
メリット・良かったところ
- 本書は「試験範囲を完全にカバーしている」との一文が「はじめに」記載されているおり安心して学習できる
- 演習データが細かく豊富にある
- 現在過去問題集が発売されていない状況ですが、公式の問題である模擬問題40問へのパスワードが掲載されていて、繰り返し解くことで試験対策ができる
- A4サイズで見やすく、軽く収納・持ち運びしやすい
「試験範囲を完全にカバーしている」・・・ほかにも指定参考書はありますが公式かつ試験範囲カバーは本書のみですので、勉強していて外れはしない安心感はありました
「演習データが豊富にある」・・・実際に動かす演習プログラムの確認し、操作・入力する→実行結果確認をテキスト上でも確認をすることができる。演習データが細かく、豊富にあって一つ一つ学んだことを随時確認できて理解度が把握しやすい。
「模擬問題40問」・・・これが最大のメリットです。過去問題集が発売されていない状況ですので公式の問題は模擬問題40問はとても貴重です。また全てではないですが実際の試験も模擬問題40問に似た問題が出題されました。
・A4サイズで見やすく、軽く収納・持ち運びしやすい・・・A4サイズとなっているのでパソコンの画面と見比べるには大きく勉強し易かった。また軽く取り回ししやすく収納・持ち出しをしやすい。
デメリット・苦労した点
- 全体をとおして説明が淡々と進む。また急に詳しすぎる所がでてくるので困惑する
- 試験範囲完全カバーしていると記載されていますが、実試験では公式テキスト以外箇所も数問出題される可能性がある
・全体をとおして説明が淡々と進行しますが、急に詳しすぎる所がでてくるので困惑する・・・説明の丁寧さにばらつきがあり、そこまでは試験には必要ない、詳細な単語の表がでてきて困惑します。 ・・・この表が役に立つのは実務からになります。
試験範囲網羅していると記載されていますが、実際の試験では公式テキスト以外の用語・範囲からも数問出題される・・・おおよそ70%で合格ですので40問出題中1問のミスは2.5%、50点/1000点中は結構大きい…
本書は公式の安心感がありオールインワンで便利な1冊ではあるが、初心者の方には本書のみでは分かりにくく挫折する可能性がある印象です。
実際に学習してみて分かった、公式テキストをおススメできる方
・初心者の方・・・公式テキストが分かりにくかった場合に、補足の教材での学習も用意できるなど、対策ができる方。 ←今はどんな用意・対策すべきかわからなくても当ブログの記事で紹介しています。
・経験者の方・・・実際の試験では付録の模擬問題40問と似た問題が出ますので、模擬問題を9割程度まで解く時間がとれる方
それでもどうしてもわからないところがある場合・・・
- 経験者の方に聞く
- 評判のいいサイトで情報を見つける。:公式テキスト著者のホームページ
*有料となりますがココナラ等などのスキルを販売しているサイトで質問してみる。クーポン利用や価格交渉はしましょう
- VBA以前のエクセルの操作の復習する
- 独学ではなく通信教育・PCスクールで学ぶことも視野にいれて模索する
まとめ
今回は公式テキストで実際学習した経験からレビュー記事にしました。
初心者の方でも公式テキストで勉強を始めて合格ができます。
実際に学習してみて公式テキストの内容が難しいと感じた場合は、遠回りに思えても無理せず分かりやすい動画や参考書といった別の教材での学習が解決してくれます。
公式テキストに学習ページ以外に試験対策となる模擬問題集40問が付いています。こちらをベースとした問題が試験で出題されますのでご確認ください。
今回紹介した公式テキスト:
VBAエキスパート公式テキスト Excel VBA ベーシック
・初心者向け 独学用 Excel エキスパート VBAベーシック おすすめ参考書
・エクセル VBAベーシック・スタンダード 質問先一覧 ~メリット・デメリットも解説しています!!~
本ページ調査時期2024年1月
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