次のマクロを実行したときに、セル内に表示される結果を次の選択肢から1つ解答しなさい。
Sub Exam1()
Range("A1") = (9 ^ 3) + (11 Mod 2)
End Sub
1.728
2.730
3.1
4.9
正解
2
解説
【4章 VBAの構文】
【算術演算子】
計算 |
演算子 |
足し算(和) |
「+」 |
引き算(差) |
「-」 |
割り算(商) 整数のみ返す。余りは返しません。 |
「¥」 |
割り算(商) 小数点まで返す。 |
「/」 |
同上 割り算を行ない、あまりの数値を返す。 例 15 Mod 2の時のあまり「1」
|
「Mod」 |
掛け算(積) |
「*」 |
べき乗 例 2^3 2の3乗 2×2×2 =8 |
「^」 |
●「^」はべき乗
(3 ^ 3)は、3を3回かけ算する。 3×3×3という意味です。
●「Mod」は前後の数値2つで割り算を行ない、余りがいくつか求めます。
7 Mod 2 7÷2=3余り1
次のマクロを実行したときに、セル内に表示される結果を次の選択肢から1つ解答しなさい。
Sub Exam1()
Range("A1") = (9 ^ 3) + (11 Mod 2)
End Sub
1.728
誤り。
どこかで演算子や計算の優先順位を間違えています。
「^」はべき乗の演算子であり、「Mod」は割り算の余りを求める演算子です。
ですので、(9 ^ 3)の結果は729、
→9を3回かけ算する。 9×9×9=つまり729
(11 Mod 2)の結果は1になります。
→11を2で割り 5余り1、つまり1です。
よって、(9 ^ 3) + (11 Mod 2)の結果は、729 + 1 = 730になります。
2.730
正しい。
「^」はべき乗の演算子であり、「「Mod」は割り算の余りを求める演算子です。
ですので、(9 ^ 3)の結果は729、(11 Mod 2)の結果は1になります。
よって、(9 ^ 3) + (11 Mod 2)の結果は、729 + 1 = 730になります。
3.1
誤り。
どこかで演算子や計算の優先順位を間違えています。
「^」はべき乗の演算子であり、「Mod」は割り算の余りを求める演算子です。
4.9
誤り。
どこかで演算子や計算の優先順位を間違えています。
「^」はべき乗の演算子であり、「Mod」は割り算の余りを求める演算子です。