以下のコードは、変数 flag の論理値を反転させた結果を表示するためのものです。
空欄に入る適切な演算子を選択肢より1つ解答しなさい。
Sub Exam1()
Dim flag As Boolean
flag = False
' flag の論理値を反転させた結果をメッセージで表示する。
MsgBox【 空欄① 】 flag
End Sub
1.And
2.Or
3.Not
4.Xor
正解
3
解説
【4章 VBAの構文】
【論理演算子Not】
理演算子Notは、対象を論理的に否定し、その真偽や内容を反転させる演算子です。
以下のコードは、変数 flag の論理値を反転させた結果を表示するためのものです。
空欄に入る適切な演算子を選択肢より1つ解答しなさい。
Sub Exam1()
Dim flag As Boolean
’変数「flag 」を「TrueあるいはFalse」のブール型で宣言する。
flag = False
' flag の論理値を反転させた結果をメッセージで表示する。
MsgBox Not flag
End Sub
1.And
誤り。
And 演算子は二つの条件が両方とも True の場合に True を返します。論理値を反転させる働きはありません。
2.Or
誤り。
Or 演算子は二つの条件のどちらか一方、あるいは両方が True の場合に True を返します。論理値を反転させる働きはありません。
3.Not
正しい。
Not 演算子は、対象となる論理値(True または False)を論理的に否定し、
その真偽を反転させます。コードのコメントにある「論理値を反転させた結果」を得るには Not 演算子を使用します。
4.Xor
誤り。
Xor 演算子(排他的論理和)は、二つの条件が異なる場合に True を返します。
論理値を反転させる働きとは異なります。