次のコードはB列の各セルに入力されている半角カタカナを、すべて全角のカタカナに変換するマクロである。
空欄に入る適切な語句の組み合わせとして正しいものを選択肢から1つ選びなさい。
Sub Exam1()
Dim i As Long
For i = 2 To 11
Cells(i, 2) = 【 空欄① 】(Cells(i, 2), 【 空欄② 】)
Next i
End Sub
1. ① Replace ② vbNarrow
2. ① StrConv ② vbWide
3. ① StrConv ② vbNarrow
4. ① Len ② vbWide
→ 
正解
2
解説
【8章 関数】
●StrConv関数は文字列を変換します。
引数に文字種の定数vbWideを指定すると、半角が全角に変換されます。
全角を半角に変換するには、定数vbNarrowを指定します。
構文
StrConv(変換する文字列,文字種の定数)
【文字種の定数と変換内容】
次のコードはB列の各セルに入力されている半角カタカナを、すべて全角のカタカナに変換するマクロである。
空欄に入る適切な語句の組み合わせとして正しいものを選択肢から1つ選びなさい。
1. ① Replace ② vbNarrow
誤り。
Replace関数は、文字列を置換するための関数です。
2. ① StrConv ② vbWide
正しい。
StrConv関数は、文字列を変換するための関数です。 vbWideは、半角文字を全角文字に変換するための定数です。
3. ① StrConv ② vbNarrow
誤り。
vbNarrowは全角文字を半角文字に変換するための定数です。
4. ① Len ② vbWide
誤り。
Len関数は、文字列の長さを取得するための関数です。
【コード解説】
Sub Exam1()
Dim i As Long
For i = 2 To 11
’①…For…Nextステートメント 変数「i」へ１から10の間で代入し、繰り返し処理をする。
Cells(i, 2) = StrConv(Cells(i, 2), vbWide)
’StrConv関数で指定の文字列を、文字種vbWideを指定し半角文字を全角文字へ変換する。
Next i
’For…Nextステートメント 終了値まで変数「i」の繰り返し処理①へもどる。
End Sub
