変数に関する説明として間違っているものを、次の中から1つ選択しなさい。
1. 変数の適用範囲は、ローカル変数は宣言したプロシージャ内、モジュールレベル変数は、宣言セクションで宣言したモジュールの全プロシージャ、
パブリック変数は宣言セクションで宣言したモジュールや別のモジュールも適用範囲である。
2.変数の宣言は、ローカル変数はプロシージャ内でDimステートメントを使い宣言する。
モジュールレベル変数は宣言セクションでDimかPrivateステートメントを使い宣言し,
パブリック変数は宣言セクションでPublicステートメントを使い宣言する。
3.プロシージャ終了後の変数の初期化について、ローカル変数はプロシージャの終了後に変数の値が必ずクリアされる。
一方モジュールレベル変数、パブリック変数はプロシージャ終了後に値を保持することがあり必ず変数がクリアされるとは限らない。
4. プロシージャ終了後の変数の初期化について、ローカル変数はプロシージャの終了後に変数の値が必ずクリアされるが、
モジュールレベル変数はExit Subでプロシージャを終了させると値はクリアされる。
正解
4
解説
【5章 変数と定数】
【変数の適用範囲と変数の保持】
変数に関する説明として間違っているものを、次の中から1つ選択しなさい。
1. 変数の適用範囲は、ローカル変数は宣言したプロシージャ内、モジュールレベル変数は、宣言セクションで宣言したモジュールの全プロシージャ、
パブリック変数は宣言セクションで宣言したモジュールや別のモジュールも適用範囲である。
正しい。
変数の適用範囲 (スコープ) について正しく説明しています。
ローカル変数は宣言されたプロシージャ内でのみ有効で、モジュールレベル変数は同じモジュール内のすべてのプロシージャで有効、パブリック変数はプロジェクト全体で有効です。
2.変数の宣言は、ローカル変数はプロシージャ内でDimステートメントを使い宣言する。
モジュールレベル変数は宣言セクションでDimかPrivateステートメントを使い宣言し,
パブリック変数は宣言セクションでPublicステートメントを使い宣言する。
正しい。
変数の宣言方法について正しく説明しています。
ローカル変数の宣言には Dim ステートメントを、モジュールレベル変数の宣言には Dim または Private ステートメントを、パブリック変数の宣言には Public ステートメントを使用します。
3.プロシージャ終了後の変数の初期化について、ローカル変数はプロシージャの終了後に変数の値が必ずクリアされる。
一方モジュールレベル変数、パブリック変数はプロシージャ終了後に値を保持することがあり必ず変数がクリアされるとは限らない。
正しい。
プロシージャ終了後の変数の挙動について正しく説明しています。
ローカル変数はプロシージャが終了すると値がクリアされますが、モジュールレベル変数とパブリック変数は値を保持する場合があります。
4. プロシージャ終了後の変数の初期化について、ローカル変数はプロシージャの終了後に変数の値が必ずクリアされるが、
モジュールレベル変数はExit Subでプロシージャを終了させると値はクリアされる。
誤り。
ローカル変数はプロシージャ終了後に値がクリアされるのは正しいですが、
モジュールレベル変数はプロシージャ終了後でも値を保持します。
モジュールレベル変数の値は、明示的に再初期化するか、「End」などでコード実行が完全に終了するまで保持されます。