Excel VBA ベーシック 模擬問題 模擬試験

Excel VBA ベーシック 模擬問題 第5問  4章-2

次のコード①ははセルB1内の数値が100以上の時はメッセージで「セル内は100以上です」と表示し、
②のコードは100より大きい数値であるときは「セル内は100より大きいです」と表示するマクロである。

空欄に入る適切な語句を選択肢より解答しなさい。


Sub Exam1()

 If Range("B1").Value 【 空欄① 】100 Then

  MsgBox "セル内は100以上です"

 End If

End Sub


Sub Exam2()

 If Range("B1").Value 【 空欄② 】100 Then

  MsgBox "セル内は100より大きいです"

 End If

End Sub

 

1. 空欄① >  空欄② >=

2. 空欄① >= 空欄② >

3. 空欄① <   空欄② <=

4. 空欄① <=  空欄② <

 

正解

2

解説

【4章 VBAの構文】

Ifステートメントの条件分岐の条件設定には比較演算子がよく使われます。

マクロ実行時左辺が右辺以上の時、(右辺が左辺以下の時)には 「>=」を、

左辺が右辺より大きいときは (右辺が左辺より小さい時)「>」の

各比較演算子を使用し表します。

 

次のコード①ははセルB1内の数値が100以上の時はメッセージで「セル内は100以上です」と表示し、
②のコードは100より大きい数値であるときは「セル内は100より大きいです」と表示するマクロである。

空欄に入る適切な語句を選択肢より解答しなさい。

1. 空欄① >  空欄② >=

誤り。

①、②ともに向きはあっていますが「=」の箇所に誤りがあります。

①は100以上の数値を判定する必要があるため「>=」を使用します。②は100より大きい数値を判定する必要があるため「>」を使用します。

 

2. 空欄① >=  空欄② >

正しい。

①は100以上の数値を判定する必要があるため「>=」を使用します。②は100より大きい数値を判定する必要があるため「>」を使用します。よって、この選択肢が正解です。

 

3. 空欄① <  空欄② <=

誤り。

①、②ともに向きと「=」の箇所に誤りがあります。

①は100以上の数値を判定する必要があるため「>=」を使用します。②は100より大きい数値を判定する必要があるため「>」を使用します。

 

4. 空欄① <=  空欄② <

誤り。

①、②ともに向きが反対です。

①は100以上の数値を判定する必要があるため「>=」を使用します。②は100より大きい数値を判定する必要があるため「>」を使用します。

【コード解説】

’①

Sub Exam1()

 If Range("B1").Value >= 100 Then

’Ifステートメント条件分岐、比較演算子「>=」で左辺が右辺以上であることを表します。

  MsgBox "セル内は100以上です"

 End If

End Sub

 

’②

Sub Exam2()

 If Range("B1").Value > 100 Then

’Ifステートメント条件分岐、比較演算子「>」で左辺が右辺より大きいことを表します。

  MsgBox "セル内は100より大きいです"

 End If

End Sub