次のコード①ははセルB1内の数値が100以上の時はメッセージで「セル内は100以上です」と表示し、
②のコードは100より大きい数値であるときは「セル内は100より大きいです」と表示するマクロである。
空欄に入る適切な語句を選択肢より解答しなさい。
①
Sub Exam1()
If Range("B1").Value 【 空欄① 】100 Then
MsgBox "セル内は100以上です"
End If
End Sub
②
Sub Exam2()
If Range("B1").Value 【 空欄② 】100 Then
MsgBox "セル内は100より大きいです"
End If
End Sub
1. 空欄① > 空欄② >=
2. 空欄① >= 空欄② >
3. 空欄① < 空欄② <=
4. 空欄① <= 空欄② <
正解
2
解説
【4章 VBAの構文】
●Ifステートメントの条件分岐の条件設定には比較演算子がよく使われます。
マクロ実行時左辺が右辺以上の時、(右辺が左辺以下の時)には 「>=」を、
左辺が右辺より大きいときは (右辺が左辺より小さい時)「>」の
各比較演算子を使用し表します。
次のコード①ははセルB1内の数値が100以上の時はメッセージで「セル内は100以上です」と表示し、
②のコードは100より大きい数値であるときは「セル内は100より大きいです」と表示するマクロである。
空欄に入る適切な語句を選択肢より解答しなさい。
1. 空欄① > 空欄② >=
誤り。
①、②ともに向きはあっていますが「=」の箇所に誤りがあります。
①は100以上の数値を判定する必要があるため「>=」を使用します。②は100より大きい数値を判定する必要があるため「>」を使用します。
2. 空欄① >= 空欄② >
正しい。
①は100以上の数値を判定する必要があるため「>=」を使用します。②は100より大きい数値を判定する必要があるため「>」を使用します。よって、この選択肢が正解です。
3. 空欄① < 空欄② <=
誤り。
①、②ともに向きと「=」の箇所に誤りがあります。
①は100以上の数値を判定する必要があるため「>=」を使用します。②は100より大きい数値を判定する必要があるため「>」を使用します。
4. 空欄① <= 空欄② <
誤り。
①、②ともに向きが反対です。
①は100以上の数値を判定する必要があるため「>=」を使用します。②は100より大きい数値を判定する必要があるため「>」を使用します。
【コード解説】
’①
Sub Exam1()
If Range("B1").Value >= 100 Then
’Ifステートメント条件分岐、比較演算子「>=」で左辺が右辺以上であることを表します。
MsgBox "セル内は100以上です"
End If
End Sub
’②
Sub Exam2()
If Range("B1").Value > 100 Then
’Ifステートメント条件分岐、比較演算子「>」で左辺が右辺より大きいことを表します。
MsgBox "セル内は100より大きいです"
End If
End Sub