セルC2の値をメッセージボックスで表示するマクロとして、空欄に入るものを以下の選択肢から解答しなさい。
Sub Exam1()
MsgBox Cells【 空欄 】.Value
End Sub
1. (2, 3)
2. ("C", 2)
3. (3, 2)
4. ("2", "C")
正解
1
解説
【4章 VBAの構文】
Cellsオブジェクトの構造
●Cellsの特徴はRangeではRange("列行")となっていますが、
(行,列)と左右反対になっているのと、列は左から何列目にあるかで、番号で指定が可能なことです。
例
C列なら 左から3列目にあるので「3」です。
●なおCellsの列番号には何列目かを表す数値だけでなくRangeのようにABCなどで指定することもできます。
その場合はダブルクォーテーションで囲みます。
例
Cells(2, 3) →Cells(2, "C")
●Cellsを使ったセルの表現
構文
Cells(行番号,列番号)
●なおCellsは(s)がついていますがコレクションではなくセルを表す用語です。
セルC2の値をメッセージボックスで表示するマクロとして、正しいものを選択肢の中から選びなさい。
Sub Exam1()
MsgBox Cells(【 ① 】).Value
End Sub
1. (2, 3)
正しい。
Cells(行, 列)でセルを指定します。C2は2行目の3列目なので正解です。
2. ("C", 2)
誤り。
Cellsプロパティで列をアルファベットで指定することはできません。
3. (3, 2)
誤り。
Cells(行, 列)の行と列が逆になっています。C2は2行目の3列目です。
4. ("2", "C")
誤り。
Cellsプロパティで行と列をアルファベットで指定することはできません。
【コード解説】
Sub Exam1()
MsgBox Cells(2,3).Value
' C2の値を表示します。「2」は行番号、「3」は列番号で、C列を指します。
End Sub