Access VBA ベーシック 模擬問題　①　第27問　7章

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解説

【7章 フォームとレポート】

【RowSourceTypeプロパティ】

●RowSourceTypeプロパティは、リストボックスやコンボボックスに表示するソースのタイプ（テーブル/クエリ、値リスト、フィールドリストなど）を設定します。

【コード解説】

以下のードを実行した際、リストボックスに表示されるデータソースのタイプを示す空欄に当てはまる最も適切なプロパティ名と、その動作の組み合わせを以下の選択肢より１つ解答しなさい。

' Accessフォームモジュールに記述されていると仮定

Private Sub btn1_Click()

　Me.list1.RowSourceType = "Table/Query"

'RowSourceTypeプロパティで list1にソースのタイプを設定する。

　Me.list1.RowSource = "T"

' RowSourcプロパティで実際に表示するソースを設定します。

　　MsgBox "リストボックスのソースタイプ: " & Me.list1.RowSourceType

’リストボックスのソースタイプをメッセージで表示します。

End Sub

1.RowSource / 動作: リストボックスに指定されたテーブルまたはクエリのデータが表示される 。

誤り。

RowSourceはデータソースそのものを設定するプロパティであり、データソースの「タイプ」を示す空欄には当てはまりません。

2.RowSourceType / 動作: リストボックスに指定されたテーブルまたはクエリのデータが表示される。

正しい。

RowSourceTypeプロパティは、リストボックスやコンボボックスに表示するソースの「タイプ」を設定します。「Table/Query」はソースタイプの一つです 。

この設定とRowSourceプロパティの組み合わせにより、指定されたテーブルまたはクエリのデータがリストボックスに表示されます 。

コードでは"Table/Query"が設定されているため、指定されたテーブル「T」のデータが表示されます。

3.Value / 動作: リストボックスに特定の数値のリストが表示される。

誤り。

Valueプロパティはコントロールの現在選択されている値などを返しますが、データソースのタイプや内容を設定するものではありません。

4.Text / 動作: リストボックスに直接入力されたテキストが表示される。

誤り。

Textプロパティはコントロールの文字列を返しますが、データソースを設定するプロパティではありません。