VBAにおける「変数」に関する記述として、最も適切なものはどれか。以下の選択肢より1つ解答しなさい。
1.プログラムの実行中に、常に固定された値を保持するメモリ上の領域である。
2.プログラムの可読性を向上させるために使用される、値が変化しない名前付きの定数である。
3.プログラムの実行中に変化する値を一時的に格納しておく、メモリ上の領域である。
4.複数の異なるデータ型の値をまとめて格納するために使用される特別なデータ構造である。
正解
3
解説
【3章 変数・定数・配列】
【変数とは】
●変数は、プログラムの実行中に変化する値を一時的に格納しておくメモリ上の領域のことです。
VBAにおける「変数」に関する記述として、最も適切なものはどれか。以下の選択肢より1つ解答しなさい。
1.プログラムの実行中に、常に固定された値を保持するメモリ上の領域である。
誤り。
変数はプログラムの実行中に変化する値を一時的に格納するものであり、固定された値を保持するものではありません。
2.プログラムの可読性を向上させるために使用される、値が変化しない名前付きの定数である。
誤り。
値が変化しない名前付きのものは定数であり、変数ではありません。
3.プログラムの実行中に変化する値を一時的に格納しておく、メモリ上の領域である。
正しい。
変数は、プログラムの実行中に変化する値を一時的に格納しておくメモリ上の領域です。
4.複数の異なるデータ型の値をまとめて格納するために使用される特別なデータ構造である。
誤り。
複数の異なるデータ型の値をまとめて格納するものではなく、通常は単一のデータ型に特化して値を格納します(バリアント型を除く)。
また、複数の値を格納するのは配列の機能です。