Access VBA ベーシック 模擬問題 模擬試験

Access VBA ベーシック 模擬問題 ② 第39問 10章

このコードは、プロシージャの実行を一時的に中断するために使用されます。

空欄に当てはまる最も適切なステートメントを選び、その役割に関する説明として正しい選択肢を一つ解答しなさい。

 

Sub Exam1()

 MsgBox "処理を開始します。"

  【 空欄①  】

 MsgBox "中断後の処理を続行します。"

End Sub

 

1.空欄①: Pause / 説明: プロシージャの実行を一時停止するが、デバッグモードには移行しないコマンドである。

2.空欄①: Break / 説明: プロシージャの実行を中断し、強制的に終了させるステートメントである。

3.空欄①: Stop / 説明: プロシージャの実行を記述された行で中断し、ブレークポイントと異なりコードに記述されるため設定が保存されるステートメントである。

4.空欄①: End / 説明: プロシージャの実行を完全に終了し、再開できないステートメントである。

 

 

正解

3

解説

【10章 VBEの操作とデバッグ】

【Stopステートメントは】

Stopステートメントは、コードに記述された場所でプロシージャの実行を中断するステートメントです。

ブレークポイントと異なり、コードの一部として保存されるため、デバッグの設定をVBEを一度閉じた後も永続的使用できます。

 

【コード解説】

このコードは、プロシージャの実行を一時的に中断するために使用されます。

空欄に当てはまる最も適切なステートメントを選び、その役割に関する説明として正しい選択肢を一つ解答しなさい。

 

Sub Exam1()

 MsgBox "処理を開始します。"

  Stop

' ここでStopステートメントでコードの実行を一時中断する。

 MsgBox "中断後の処理を続行します。"

End Sub

 

1.空欄①: Pause / 説明: プロシージャの実行を一時停止するが、デバッグモードには移行しないコマンドである。

誤り。

PauseはVBAの標準ステートメントではありません。

2.空欄①: Break / 説明: プロシージャの実行を中断し、強制的に終了させるステートメントである。

誤り。

BreakはVBAの標準ステートメントではありません。プロシージャの実行を中断するのはStopステートメントです。
また、Stopは実行を中断するだけで、強制終了するわけではありません。

3.空欄①: Stop / 説明: プロシージャの実行を記述された行で中断し、ブレークポイントと異なりコードに記述されるため設定が保存されるステートメントである。

正しい。

Stopステートメントは、コードに記述された場所でプロシージャの実行を中断します。
ブレークポイントと異なり、コードの一部として保存されるため、デバッグの設定が永続的に有効です。

4.空欄①: End / 説明: プロシージャの実行を完全に終了し、再開できないステートメントである。

誤り。

End SubやEndはプロシージャを完全に終了させ、中断した場所から再開することはできません。Stopは再開可能です。