Access VBA ベーシック 模擬問題 模擬試験

Access VBA ベーシック 模擬問題 ② 第38問 10章

デバッグとエラーの種類に関する説明として、最も適切なものはどれか。

以下の選択肢より1つ解答しなさい。

 

1.デバッグとは、コンパイル時に発生する構文エラーのみを取り除く作業である。

2.論理エラーは、プログラムが目的通りの動作を行わないエラーであり、デバッグによってコードを修正する作業を指すものである。

3.実行時エラーは、構文や文法にミス、誤りがある場合に発生し、コードを実行することができないエラーである。

4.コンパイルエラーは、論理的な矛盾が生じプログラムが目的通りの動作を行わないエラーであり、最も発見が難しいエラーである。 

 

正解

2

解説

【10章 VBEの操作とデバッグ】

【デバッグとエラー】

デバッグは、様々な種類のエラーを修正や取り除く作業です。

VBAのエラー

・記述エラー(記述に誤り)

・論理エラー(コードの論理的な矛盾)

  →コンパイルエラー(コンパイル時に発生)

  →実行時エラー (実行時に発生)

 

デバッグとエラーの種類に関する説明として、最も適切なものはどれか。

以下の選択肢より1つ解答しなさい。

 

1.デバッグとは、コンパイル時に発生する構文エラーのみを取り除く作業である。

誤り。

デバッグは、コンパイルエラーだけでなく、実行時エラーや論理エラーなど、様々な種類のエラーを取り除く作業です。

2.論理エラーは、プログラムが目的通りの動作を行わないエラーであり、デバッグによってコードを修正する作業を指すものである。

正しい。

論理エラーは、論理的な矛盾が生じプログラムが目的の動作を行わないエラーのことです。
デバッグは、エラーを取り除くためにコードを調べて修正する作業ことです。

3.実行時エラーは、構文や文法にミス、誤りがある場合に発生し、コードを実行することができないエラーである。

誤り。

構文や文法に誤りがあり、コードの実行が不能となるエラーは「コンパイルエラー」です。
実行時エラーは、コードの実行中に処理が継続できなくなったときに発生します。

4.コンパイルエラーは、論理的な矛盾が生じプログラムが目的通りの動作を行わないエラーであり、最も発見が難しいエラーである。

誤り。

プログラムが、論理的な矛盾が生じ目的通りの動作を行わないエラーは「論理エラー」です。

コンパイルエラーは、文の誤りによってコンパイル、(Accessが理解できる形式に一度翻する。)できずコードが実行できないエラーです。