Access VBA ベーシック 模擬問題　②　第24問　7章

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解説

【7章 フォームとレポート】

【Filterプロパティ】

●Filterプロパティは、フォームまたはレポートにフィルタを設定するために使用され条件式を設定できます。

●FilterOnプロパティは引数にTrueやFalse指定しFilterプロパティの適用、解除を指定します。

【コード解説】

以下のコードを実行した際、空欄に当てはまる最も適切なプロパティ名を選び、その動作に関する説明として正しい選択肢を一つ解答しなさい。

' Accessフォームモジュールに記述されていると仮定

Private Sub btn1_Click()

　Me.Filter  = "年齢 >= 30"

' Meはフォーム自身を表しフォームに年齢が30以上の条件を設定します。

　Me.FilterOn = True

’FilterOnプロパティの引数に「True」指定しFilterプロパティの条件を適用する。

　MsgBox "フォームにフィルタが設定されました。"

End Sub

1.空欄①: RecordSource / 説明: フォームの元になるデータを年齢が30以上のレコードのみに切り替える。

誤り。

RecordSourceプロパティはフォームの元となるデータソース全体を変更するものであり、フィルタリングとは機能が異なります。

2.空欄①: OrderBy / 説明: フォームのレコードを年齢の昇順に並べ替える。

誤り。

OrderByプロパティはレコードの並び順を設定するものであり、抽出条件を設定するものではありません。

3.空欄①: Filter / 説明: フォームに表示されるレコードを、年齢が30以上の条件で抽出する。

正しい。

Filterプロパティは、フォームまたはレポートにフィルタを設定するために使用されます。FilterOnプロパティをTrueにすることで、そのフィルタが適用されます。

4.空欄①: Value / 説明: フォームに表示されるすべてのレコードの年齢を一括して30に変更するものである。

誤り。

Valueプロパティはコントロールの値を操作するものであり、フォーム全体のレコードをフィルタリングするものではありません。