次のExam1プロシージャを実行した際に、変数Nに格納された値が整数に変換され、メッセージボックスに「100」と表示されました。
空欄に当てはまる、適切な関数を以下の選択肢から1つ解答しなさい。
なお長整数は不正解とする。
Sub Exam1()
Dim N As Variant
N = 100.1
MsgBox 【 空欄① 】 (N)
End Sub
1.CStr
2.CInt
3.CLng
4.CDate
正解
2
解説
【5章 関数】
【CInt関数】
●CInt関数は、元になるデータを整数に変換します。
構文
CInt(値)
【コード解説】
次のExam1プロシージャを実行した際に、変数Nに格納された値が整数に変換され、メッセージボックスに「100」と表示されました。
空欄に当てはまる、適切な関数を以下の選択肢から1つ解答しなさい。
Sub Exam1()
Dim N As Variant
N = 100.1
MsgBox CInt (N)
’CInt関数で元になるデータを整数に変換しメッセージを表示します。
End Sub

1.
CStr
誤り。
CStr関数は、元になるデータを文字列に変換します 。このコードに
CStr関数を使用した場合、"100.1"という文字列が返されます。
2.CInt
正しい。
CInt関数は、元になるデータを整数に変換します。
本問題では100.1がCInt関数によって整数に変換され、小数点以下が切り捨てられた100が戻り値として返されます。
3.
CLng
誤り。
CLng関数は、元になるデータを長整数に変換します。
CInt関数と同様に小数点以下はRound関数と同様近い偶数に丸められます。この問題の出題は整数への変換であるため、より適切なのはCInt関数です。
4.
CDate
誤り。
CDate関数は、元になるデータを日付に変換します。本問題では誤りです。