以下のコードを実行した際の結果と、「自動スペルチェック」機能に関する説明として最も適切なものはどれか。
以下の選択肢より1つ解答しなさい。
Sub Exam1()
nsgbox "これは誤った記述です" ' MsgBoxのスペルミス
End Sub
1.コードは正常に実行され、「これは誤った記述です」とメッセージボックスが表示される。
2.nsgboxの部分が自動的にMsgBoxに修正され、コードは正常に実行される。
3.nsgboxと記述して改行しても、自動的に大文字/小文字変換が行われないため、スペルミスに気づくことができる。
4.コードの実行時にコンパイルエラーは発生しないが、メッセージボックスの表示形式がシステム既定と異なる。
正解
3
解説
【10章 VBEの操作とデバッグ】
【自動スペルチェック機能】
●VBEの自動スペルチェック機能は、キーワードのスペルが間違っている場合、大文字/小文字の自動変換が行われないことで、開発者が入力ミスに気づけるようになっています。
以下のコードを実行した際の結果と、「自動スペルチェック」機能に関する説明として最も適切なものはどれか。
以下の選択肢より1つ解答しなさい。
Sub Exam1()
nsgbox "これは誤った記述です" ' MsgBoxのスペルミス
End Sub
1.コードは正常に実行され、「これは誤った記述です」とメッセージボックスが表示される。
誤り。
nsgboxのスペルが誤っているため、VBEの自動スペルチェック機能により自動変換が行われず、正常に実行されません。
2.nsgboxの部分が自動的にMsgBoxに修正され、コードは正常に実行される。
誤り。
自動スペルチェック機能は、スペルが間違っているキーワードの場合、自動的に大文字/小文字変換を行いません。
3.nsgboxと記述して改行しても、自動的に大文字/小文字変換が行われないため、スペルミスに気づくことができる。
正しい。
VBEの自動スペルチェック機能は、キーワードのスペルが間違っている場合、大文字/小文字の自動変換が行われないことで、開発者が入力ミスに気づけるようになっています。
4.コードの実行時にコンパイルエラーは発生しないが、メッセージボックスの表示形式がシステム既定と異なる。
誤り。
スペルミスにより、コードは正常にコンパイルされず、コンパイルエラーが発生します。