【2章　変数の活用】

・0
・(i, j)

【コード解説】

Sub Exam1()

Dim total As Long

‘ 長整数型の変数 total を宣言する。

Dim i As Long, j As Long

‘ 長整数型の変数 i と j を宣言する。

For j = 2 To 5

‘ ②3列目から5列目までループ処理をする。

total = 0

‘ 次の列の計算用に変数 total を 0 にリセットする。

For i = 2 To 8

‘⓵ 2行目から8行目までループ処理をする。

total = total + Cells(i, j)

‘ 変数 total に各セルの値を加算する。

Next i

‘⓵に戻り変数iを開始値から終了値の間で繰り返し処理をする。

Cells(9, j) = total

‘ 合計値を9行目の各列に入力する。

Next j

‘②に戻り変数jを開始値から終了値の間で繰り返し処理をする。

End Sub

A = A + Cells(i, j)の記述では変数Aにセルの値を繰り返し加算しています。

●またtotal = 0で変数の値をリセットして、次の列以降の計算を行います。

【8章　テーブル操作】

・3150

【コード解説】

Sub Exam1()

　Dim A As Long

　With Range(“A1”).ListObject

‘セルA1を含むテーブル全体を指定する。

　　.ListColumns.Add

‘テーブルに列を挿入する。

　　A = .ListColumns.Count’

テーブルの列を数え変数に代入する。

　　　.ListColumns(A).DataBodyRange = “=[@Data3]*0.7”

‘挿入した一番右の列4列目に、構造化参照でData3列の値に0.7をかけ算した値を入力する。

End With

　MsgBox WorksheetFunction.Sum(Range(“D2:D10”))

‘4列目の値の合計を表示する。

End Sub

【構造化参照を使いセルへ入力する】

指定子を使い表します。

●[@Data3]などの指定子の表現はシートのセル内のみ使えます。

「＠」は入力したセルと同じ行を指定するという意味です。

  *指定方法はセル内に直接入力し指定します。

●.ListColumns(A).DataBodyRange = “=[@Data3]*0.7”

本問題では右辺の[@Data3]の記述はセル内に、このセルと同じ行の「Data3」列の値を指定したことになります。

そこに0.7をかけ算した結果を左辺へ代入しています。

●構造化参照ではセル内では日本語も使用でき、以下の指定ができます。

テーブルすべて'[#すべて］

データ部分'[#データ]

見出し'[#見出し]

集計部分'[#集計]

*セル内への入力をコードで使用したい場合は以下のように””で囲みます。

例 ＝”テーブル1[#すべて]”　、 “=[@送料]*0.5”